長崎県航空機産業クラスター協議会・設立
2018/09/03
こんにちは、経営支援センターの高浜です。
長崎県は、市場拡大が見込まれる航空機関連産業において、県内企業の技術力向上や人材育成などの取組を促進し、県内にサプライチェーンの創出を図り、本県航空機関連産業を振興することを目的として、趣旨に賛同する県内外の関連企業や団体等からなる「長崎県航空機産業クラスター協議会」を設立しました。
経済産業省も自動車に続く日本の基幹産業にすべく活動しています。現在、スーパージャンボの異名を取る超大型旅客機「A380」には、日本企業の素材や設備が数多く採用されている。先進複合材料は東レや東邦テナックス、アラミドハニカム材料を昭和飛行機工業、チタンシートを新日鉄住金、三菱重工業が前・後部カーゴドア、SUBARUが垂直尾翼前縁・後縁などを供給している。このほか日本飛行機は水平尾翼端、パナソニックアビオニクスが機内エンターテインメントシステムをそれぞれ供給するなど、日本企業の貢献度は大きい。
ほかにもジャムコが炭素繊維製プラスチック(CFRP)製フロアビームを、横河電機がコックピットディスプレーモジュールを、ブリヂストンがノーズ・メインランディング用タイヤを供給するなど「日の丸技術」の採用領域は多岐にわたる。